ロシア人企業研修受入事業

2018年度事業

平成30年度ロシア人企業研修生受入事業は終了しました。

日本語研修 稚内市長表敬
企業研修(ルスランさん)
企業研修(パーベルさん)
稚内みなと南極まつりへ参加
 
修了式
事業実施内容

7月11日          入国
7月13日~7月25日   日本語研修
7月26日~8月10日   受入事業所による実務研修
8月13日          修了式
8月14日          帰国

 

 

ビノクロフ・ルスランさん(男性)
勤務先 推薦市 受入企業 研修業種
個人水産企業
技師
ユジノサハリンスク 大東食品㈱ 水産加工

 

ガラバシュ・パーベルさん(男性)
勤務先 推薦市 受入企業 研修業種
㈲シルマッシュ
副社長
ユジノサハリンスク ㈱富田組 建設土木

 

事業実施の目的

1990年6月1日付の入国管理法改正により、外国人研修生受入機関として商工会議所が告示で指定、稚内市においても国際貢献事業の一環として本事業を実施することとしました。

本事業により市内中小企業が研修生を受入れ、各企業が持つ技術・技能・管理等の知識ノウハウを修得させ、将来のサハリン極東地域との経済交流促進と、研修生が直接・間接に両地域の接点となり「日本の良き理解者となることを期待」するとともに、当地域の国際化の進展と国際的視点を培うことを目的として実施しております。

事業実績

本事業は、1994年より実施しており、2018年までの25年間で107名が研修を修了しております。

研修生は、稚内市と友好都市であるサハリン州3市のコルサコフ市、ネベリスク市、ユジノサハリンスク市の各市長推薦者で、稚内側受入れ企業は、当所の会員事業所にお願いしております。研修内容は、語学や文化研修(日本語や日本の文化・習慣・歴史等)が全体の1/3以上、各受入事業所における研修が2/3以内。 研修期間は、1994年の事業開始以降約3ヶ月間としておりましたが、派遣先企業(サハリン側)や受入企業(稚内側)の人的負担軽減のため、2006年より期間を縮小し、1.5ヶ月程度としております。本事業実施に当っては、稚内市や稚内建設会館様からの補助金や助成金、また、各受入れ企業からも負担金をいただき、実施しております。
 尚、本事業の20周年を記念し、平成25年8月8日(木)にサハリンの州都ユジノサハリンスク市におきまして、ロシア人企業研修生受入事業20周年記念式典並びに祝賀会を開催致しました。
 式典には、サハリン州政府や研修生派遣先のネベリスク市、コルサコフ市、ユジノサハリンスク市の代表や各議会、在ユジノサハリンスク日本国領事館などサハリンに事務所を置く関係機関、更には、工藤稚内市長、岡本市議会議長など稚内からも多くの方々にご臨席を賜り、研修生OBも数多くご参加を頂きました。
 また本席にて、本事業に永年に亘りご尽力を頂いた、派遣先3市と研修生OBで構成する稚内クラブの歴代会長3氏、稚内市と㈱稚内建設会館へ感謝状を中田会頭より贈呈いたしました。

式典と懇親会の模様
記念式典 中田会頭開会挨拶

記念式典 中田会頭開会挨拶

記念式典 稚内クラブ ジーナ会長へ感謝状贈呈

記念式典 稚内クラブ ジーナ会長へ感謝状贈呈

記念式典 ネベリスク市 タチヤーナ副市長祝辞

記念式典 ネベリスク市 タチヤーナ副市長祝辞

祝賀会 中田会頭挨拶

祝賀会 中田会頭挨拶

年度別の実績は以下のとおりです。

年度 研修期間 コルサコフ市 ネベリスク市 ユジノサハリンスク市
1994 8.11~10.28 2名(建・金) 2名(建・金)
1995 9.21~12.8 2名(建)
1996 11.14~1.14 4名(商・電) 2名(水)
1997 8.8~10.24 4名(建・電・商・ホ) 1名(水)
1998 7.10~9.25 5名(建・商・ス) 1名(水)
1999 7.13~9.10 2名(水・海) 2名(商・水) 2名(建・商)
2000 7.14~9.26 2名(建・水) 2名(商・水) 1名(商)
2001 7.14~9.26 2名(建・車) 2名(建・水) 2名(管・ホ)
2002 7.11~9.25 2名(建・車) 2名(建・商) 2名(管・車)
2003 7.9~9.25 2名(建・車) 2名(商・水) 2名(建・電)
2004 7.16~9.22 2名(建・車) 1名(水) 2名(建・電)
2005 7.13~9.9 1名(電) 2名(建・管)
2006 8.25~9.22 2名(車・水) 1名(建)
9.26~10.25 2名(水・建) 1名(建)
2007 8.21~9.19 1名(建) 1名(商) 1名(建)
9.21~10.19 1名(建) 1名(水) 1名(車)
2008 8.20~9.17 1名(管) 1名(建)
9.19~10.20 2名(飲・商)
2009 8.19~9.14 2名(水・飲) 1名(商) 1名(建)
2010 7.9~8.18 2名(商・建) 1名(建) 2名(車・管)
2011 7.6~8.12 1名(建) 1名(水) 2名(建)
2012 6.29~8.7 2名(商・建) 1名(水) 1名(建)
2013 6.21~8.2 1名(商) 1名(商) 1名(建)
2014 6.27~8.5 1名(建) 1名(商)
2015 6.26~8.5 1名(飲) 1名(鉄)
2016 7.6~8.12 1名(建) 1名(商)
2017 6.29~8.9 1名(水) 2 名(建)
2018 7.11~8.10 2 名(水・建)
合 計 46名 30名 31名

※業種→建(建設)40名、商(商業)20名、水(水産)19名、車(車輌整備)8名、管(管工事)5名、電(電気工事)5名、飲(飲食)3名、金(金融)2名、ホ(ホテル)2名、ス(スタンド)1名、海(海運)1名、鉄(鉄工)1名 合計107名

事業効果

一番の効果は、2001年、コルサコフ市に設立した合弁企業ワッコル(㈱稚内建設会館と現地建設会社SU‐408及びコルサコフ市財産管理委員会)であります。

設立以後、地下資源開発プロジェクト「サハリン2」のプリゴロドノエにおけるプラント建設や、ネベリスク市の図書館建設を受注するなど、順調な経営を続けております。

尚、初代の代表者には1998年の研修修了生、ステツェンコ・セルゲイ氏(コルサコフ市)が就任しました。他にも、研修修了生を通じた建築資材や重機の輸出取引等も行われています。

その他

稚内クラブ

1998年、研修修了生及び通訳を構成メンバーとして設立し、サハリンでは各種ボランティアを主に活動。稚内企業の応援団として、経済交易に関する情報提供等の相談など支援をいただいています。

現在の会長は、2000年の研修修了生、マカーロワ・ジーナさん(コルサコフ市)です。

稚内サハリンクラブ

1999年、稚内側の受入れ企業を構成メンバーとして設立し、研修生受入事業に対する支援・協力、前述の稚内クラブとの情報交換会・懇談会を定期的に実施しています。